【色々な治療院に行っても症状が変わらない方必見‼︎】一度良くなってもまた戻るのはホメオスタシスのせい?

数多くある治療院がある中

このような思いをした方ありませんか?

当院を来院された方の中に

このようなお悩みを他院で思われた方は

結構おられます。

特にマッサージやリラクゼーション系のお店や

整骨院を通われていた方に多い傾向です。

実はこれには

「ホメオスタシス」

という現象が関係しています。

ホメオスタシスとは

日本語で「生体恒常性」と言い

体は一定の状態を保つために身体の内部で

働いている現象です。

例えば「汗をかく」ということも

ホメオスタシスが働いています。

人は体温を一定に保つために

体温が上がると脳が察知して

視床下部というところから「体温を下げろ!」と

命令を出し汗をかいて

体温を下げようとします。

また、冬など外気温が低い時には

体温も下がりやすいため

「体温を一定に保て!」と命令が出ることで

筋肉を収縮させます。

これが俗にいう「ふるえ」という反応です。

また、「鳥肌が立つ」という現象も

立毛筋が収縮することで起こる

ホメオスタシスの反応です。

ではこれを肩こりや腰痛など治療の観点から

話すとどういうことか?

当院を来院いただいた方にはいつも

説明していますが筋肉の不調の原因の多くは

「姿勢」です!

これは口を酸っぱくしてお伝えしています。

姿勢がなぜ悪くなるのかは

デスクワークが多い仕事や立ち仕事が多い、

私生活でスマホやパソコンをよく使う、

自宅でソファや床に座ってくつろぐときなど

多くの原因が考えられますが

そういった姿勢を常日頃から

とってしまうと脳は

「あっ、この姿勢が普通なんだ」と認識し

間違った姿勢を「いつもの姿勢」と判断します。

そのため、いざ「正しい姿勢」をとろうとすると

「あれ、いつもと違う姿勢じゃないか」と

脳が判断するとともに筋肉も悪い姿勢を

支えるために固めてしまっているので

正しい姿勢をすると肉体的にも精神的にも

「辛い」と感じます。

この「悪い姿勢」は一日や二日で

起こったものではなく

何十年の月日をかけた「集大成」です。

そのため、整体や鍼灸をして

筋肉が緩み正しい姿勢を作れるようになっても

これを「維持」することはホメオスタシスが働き

正しい姿勢を定着させることは

できないということです。

また、「正しい姿勢を取らなければ!」と

まだ身体がうまく使えない状態で

無理に胸を張った姿勢を作ってしまうと

「反り腰」等の代償運動が起こり

他の箇所を痛めてしまう危険性が伴います。

当院の整体ではまず

①正しい姿勢を作れる状態に整える

②元に戻らないようにストレッチ指導する

を行います。

これは脳と筋肉に「こういう姿勢もあるんだよ」と

『再教育』を行うということです。

大体身体が覚えてくるのに

1ヶ月程度目安です。

これは症状が軽ければ覚えてくるのも早いですが

仕事や日常生活の内容によっておひとりおひとり

変わってきます。

そして筋肉と脳が

「あっ、この姿勢の方が楽だ!」と

認知してくると

③維持できる筋肉を作る

ことを行い

正しい姿勢を維持できる身体を作っていきます。

そんなに期間がいるの?と

思われるかもしれませんが

何十年という積み重ねは良くも悪くも

ホメオスタシス=生体恒常性のもと

成り立っており

日常を変えなければ良くなりません。

なので

「一回で治る」

といった謳い文句のところは正直

身体の仕組みをわかっていない

治療家もどきだと思います。

この「再教育」「維持」「定着」という

順番を飛ばしてはさらなる悩みを生みます。

慢性痛に対して痛いところだけのマッサージは

その時だけ良くなるというのは

そういった背景があります。

この記事を最後まで読んでいただいた方には

正しく、身体の法則にそった治療で

時間もお金も無駄にしない生活を

送っていただ期待と思います。

少しでも変わりたいと

お思いの方は一度お気軽に

ご相談ください↓

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