「紫外線」を完全にブロックすることが本当に美と健康に良いものか?

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太陽を浴びる時間が短いと起こること

・骨粗鬆症

・うつ、自殺傾向

・認知症増加

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「美肌の天敵は紫外線だ」

そう思っておられるのではないでしょうか?

確かに紫外線を常に浴びることは

良いものではありません。

しかし、今の日本人にとって

そこまで常に太陽に浴びることが

多いでしょうか?

現代の日本ではデスクワークの普及が加速し

あまり外に出ることがない。

そんな話を私は患者さんからお聞きすることが

多々あります。

では公表されているデータを見てみましょう

日本人の日照時間が平均1897時間

その中でも

秋田県は日本で最も日照時間が少なく

1526時間だそうです。

(県庁所在地などを除けば山形県新庄市が1323時間だそう)

さらに別のデータを見ていくと

10万人に対する自殺率が全国で25.5に対して

秋田県は44.6と

全国で一番という数字でした。

ではなぜ日光とうつ・自殺が

関係あるのでしょうか?

それは「セロトニン」と言われる

神経伝達物質が関係しています。

セロトニンは神経安定させる作用や

脳の回転を活発化する作用もあります。

これは日光に浴びることにより

分泌・活性化されます。

日光を浴びる時間が短いと

このセロトニンが分泌されにくくなり

イライラしやすい、塞ぎ込みがちなど

ストレスを溜める要因となります。

秋田県では晴れの日が日本で一番少なく

年間半分にも満たないそうです。

また、秋田県は「骨粗鬆症」の罹患者も

日本一多いデータがあります。

骨粗鬆症についてのお話は

またの機会にお話しします。

ではセロトニンをどうすれば

分泌を促せるのでしょうか?

それは

①運動

②睡眠

③感情

です。

運動や睡眠はお分かりいただけるかと

思いますが

「感情」とはなんなのか?

喜怒哀楽を出していくことです。

嬉しい時、楽しい時は堪能。

怒りたい時は怒ってもいいじゃないですか。

でもそのまま起こりっぱなしはいけません。

しっかりと解決に向かうことが大事です。

溜め込むことはいけません。

好きなことをして発散しましょう。

そして感動しましょう!

映画でも歌でも構いません。

感動することもセロトニンを分泌する

鍵となります。

いかがでしょうか?

紫外線は全てが悪ではありません。

適度な紫外線対策をしながら

日光はしっかりと浴びましょう!

今回、日照時間が短い県ということで

秋田県を取り上げましたが

秋田県が嫌いなわけではありません。

むしろいってみたいと思う県です。

どうかご容赦ください。

ではまた!

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