腱鞘炎がなかなか治らない人へ|実は”首の歪み”が神経伝達を邪魔している⁉︎

「手首が痛くて育児や仕事がつらい…」「腱鞘炎って言われたけど、なかなか良くならない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
整形外科で「安静にして」と言われ、湿布や注射を続けても…よくならない。
その背景にあるかもしれないのが、「頚椎の歪み」とそれによる**神経伝達の不調**です。
この記事では、腱鞘炎の“本当の原因”と“姿勢・神経・自然治癒力”の関係について、専門家の視点からお伝えします。
◆腱鞘炎は“手首の炎症”だけが原因じゃない◆
本当に手首だけが悪いの?
腱鞘炎=使いすぎによる炎症、というイメージが強いですが、神経の通り道や血流の不調が根本にある場合も少なくありません。
特に、首(頚椎)や肩の位置が崩れている人は要注意。
なぜなら、神経のスタート地点が「首」だからです。

頚椎の歪み → 神経圧迫 → 治りが遅くなるメカニズム
• 姿勢が崩れて首のカーブがなくなると、頚椎の間から出る神経が圧迫されます。
• この神経は腕や手首までつながっており、情報や血流の通り道になっています。
• 神経伝達が鈍ることで、炎症が治りにくくなり、「長引く腱鞘炎」につながるのです。
◆神経の通り道が整えば、自己治癒力はちゃんと働く◆
人間の体は、治る力をもっている

本来、軽い炎症は数日〜数週間で治るようにできています。
でも、神経がきちんと働かないと、「治す司令」が届かない状態になります。
それはまるで「消防車が火事現場に向かってない」ようなもの。
体が持つ治癒力(自然治癒力・免疫力)が発揮されないんです。
整体・姿勢調整で“神経の流れ”を取り戻す

• 頚椎のズレを整える
• 肩甲骨〜肋骨〜胸椎のバランスをとる
• 手首に負担が集中しないよう、全体の使い方を変える
これらを行うことで、神経伝達が回復し、腱鞘炎が自然に落ち着いていくケースが多くあります。
まとめ
腱鞘炎を「局所だけ」で見ていませんか?
腱鞘炎を“手首だけの問題”と捉えると、治療が長引いてしまうかもしれません。
頚椎の歪みや姿勢の崩れが、神経や血流に影響し、自己治癒力を妨げている可能性があります。
もしあなたが「いつまで経っても治らない」と感じているなら、一度“姿勢”や“首の状態”を見直してみてはいかがでしょうか?