揉んでも揉んでも改善されない頑固な「肩こり」はなぜ治らないのか?

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「肩に鉛が入っているかのように硬い」

「肩に漬物石を乗せているかのように重い」

これはどういうこと!?

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おはようございます!

ニコリ鍼灸整骨院のうえやまです!

本日は「肩こり」についてお話します。

今や「肩こり」といえば「腰痛」と

肩を並べるくらい日本の現代病といえます。

現在、肩こりを感じておられる方は

日本で約7割おられるそうです。

男性のお悩みとして

腰痛に次いで2番目に肩こりがあり

女性だと「肩こり」が1番という統計結果。

冒頭に述べました

「肩に鉛が入っているように硬い」

「肩に漬物石が載っているように重い」

これは実際に肩こりでお悩みの患者さんが

おっしゃっていた言葉です。

患者さんの中には肩こりの自覚がない方でも

肩を触診するととてつもなく硬い方は

思っている以上に多いのが現実です。

なので自覚がない方も含めると相当な数の

肩こり患者がおられるのではないでしょうか

そんな現代病とも言われる肩こり

なぜこんなにも多いのでしょうか?

肩こり急増の背景にはテクノロジーの進化で

スマホやパソコンの利用時間が増えたことが

関係していると考察します。

現在の日本でのスマホ普及率は

約93%だそうです。

スマホの普及拡大により

現代の我々の生活にはなくてはならない

存在の「スマホ」ですが

その背景に「スマホ首」や「スマホ指」など

体にも影響が出ています。

ではスマホ、パソコンの普及でなぜ

肩こりが増えるのかご説明します。

先ほども

みなさんはスマホやパソコンを使用する際の

自身の姿勢を改めて確認したことは

ありますか?

ほとんどの方がこのような姿勢で

スマホやパソコンをみておられます。

いわゆる「猫背」

猫背は骨盤が後方に倒れることで

背骨をより丸め

頚部が中心より前方に傾くことにより

頭部がさらに前方へ

背中は丸くなり肩は前方へ巻きます

いわゆる「巻き肩」ですね。

ここで「肩こり」にフォーカスを当て

お話すると

首に注目してください。

本来、背骨は首から仙骨まで

S字のカーブを描き

「頭の重み」と「地面からの突き上げる衝撃」

をバネのように緩衝する働きがあり

首の骨=「頸椎」は「前弯」という

前側にアーチを描く形状をしています。

ですが猫背になると頚椎はこうなります↓

ご覧の通りアーチがなくなり真っ直ぐな状態

いわゆる「ストレートネック」です。

頚椎の前弯がなくなることにより

頭の重みを緩衝できず衝撃がダイレクトに

加わります。

それにより脳から

「衝撃が強いからしっかりしろ!」

と指令が出て

筋肉が普段以上に無理を虐げられます。

また、筋肉は衝撃を緩衝する働きだけでなく

本来5〜6kgある頭部が

数度傾くだけで首の筋肉は倍もの重みを

支えないといけない

オーバーワークなんです。

正常であれば全身の筋肉が均等に働き

支え合うところを頚部の筋肉に

仕事を丸投げしている状態。

さらにこの姿勢は安静時や睡眠時にも

働かされているため残業も余儀なくされ

さらにさらに、ケアを怠れば

功労者にねぎらいもなくどんどん重労働を

させるいわゆる「ブラック企業」を

身体で作っている状態です。

首は正常時でも5〜6kgの重みを

あの細い筋肉で支えているのに

猫背になればさらに倍以上の

負担をかけていることになります。

例えるなら首にめちゃくちゃ重たい

ダンベルをかけているようなものです。

ここで冒頭でお話しました

肩こりが女性に多い理由がわかりますね。

女性はどうしてもホルモンの関係もあり

筋肉量は男性より少ないです。

なので元々頭を支える筋肉は少ないため

ストレートネックになりやすく

肩が凝りやすいというわけです。

肩こりのメカニズムがわかってきたところで

肩こりからくるその他の付随する症状を

まとめていきます

・肩こり、背部痛、腰痛、痺れ

・変形性関節症

・頭痛、耳鳴り、めまい

・眼精疲労

・肥満、ぽっこりお腹

・自律神経失調症

・うつ病

・しわ、しみ、たるみ、二重顎

・食いしばり

・消化器系トラブル

・生理痛、生理不順、不妊

・動悸、息切れ

・呼吸が浅くなる

言い出したらキリがないくらい

姿勢による悪影響はあります。

たかが肩こりと思わず

数年、数十年先の健やかな生活を

思うのであれば今から対策していくべきです。

当院では単なる慰安目的の施術は致しません!

おひとりおひとりの症状に合わせた

整体・鍼灸・美容鍼・整顔矯正で

より良い生活を最善の策でサポート致します!

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