【コルセット愛用者必見‼︎】コルセットのメリットと落とし穴のお話
コルセット・腰ベルト・腰痛ベルトとも呼ばれる
腰痛が起こるときにつけるベルト
腰痛をお持ちの方で愛用されている方も
多いのではないでしょうか?
そのコルセットですが
「コルセットしてると筋肉が落ちる」
なんて話を耳にしたことはありませんか?
今回はコルセットのメリットと
デメリット・落とし穴についての
お話をいたします。
コルセットの役割
コルセットの役割を簡単に説明すると
「筋肉の補助」です。
お腹周りを支える筋肉は多く存在しますが
特に腰痛と関係が深い筋肉を紹介します。
この4つの筋肉は主に
「姿勢維持」「体幹の安定」「内臓の保護」
「体幹の運動」に関係しています。
現代の日本では「猫背」が9割と言われるくらい
姿勢が悪いです。
猫背の姿勢になると腹直筋が常に収縮し
その他の筋肉の作用が弱まります。
その他3つの筋肉はお腹周りの安定に大きく関与
しているためこれらが脆弱化することで
体感は不安定化し頚部・背部・腰部・臀部・下肢に
大きな負担をかけることになり、
「腰痛」を誘発させてしまいます。
そこで「コルセット」を巻くことで
お腹周りの筋肉の補助をして
体幹を安定させることで
腰痛を軽減させているという仕組みです。
コルセットのメリット
コルセットのメリットとして「腰痛の軽減」です。
これは実際に使用した方はお分かりかと思います。
体幹を安定させる筋肉を補助してくれるので
腰痛は少なからず軽減されます。
コルセットのデメリット
コルセットは急性の腰痛の初期の処置としては
効果を発揮してくれますが
その他のデメリットが大きいです。
1、筋力の低下
コルセットは筋肉の補助をする役割がある反面
「筋肉を使わない」ことにもつながり
筋力の低下を招きます。
2、可動域の制限
コルセットで体幹を安定させることで逆に
可動域の制限が付いてきます。
可動域の制限は腰部だけでなく
首・背中・上肢・股関節・足部など
全身におよび腰以外の痛みを助長させる
可能性があります。
3、血液循環障害
コルセットは体幹周りを絞めることになるため
血液循環の低下を招き
下肢の冷えや筋肉の疲労感などを招き
むくみやすくなります。
4、依存性が高い
コルセットをつけることで腰痛が軽減するため
コルセットに依存し、上記のような
デメリットをどんどん助長させてしまいます。
まとめ
コルセットは使い方次第では「腰痛軽減」の効果が
ありますが
長期の使用はお勧めできません。
ぎっくり腰などの急性腰痛の処置としては ◯
それ以外はなるべく使用を避け
「天然のコルセット」である
腹斜筋・腹横筋を鍛えましょう。
また、腰痛は再発の可能性が非常に高い症状です。
正しい姿勢・身体の使い方にを身につけて
腰痛の起こらない体を作りましょう!
当院ではぎっくり腰や
腰痛や痺れのあるヘルニア・脊柱管狭窄症
坐骨神経痛などの症状に対して
整体・鍼灸治療で改善を図り
無理のない運動・ストレッチを
ご指導しています。
腰痛があることを当たり前と諦めず
一度ご相談ください。