横隔膜をしっかりと動かせていますかー?動かせていないと怖い真実のお話

前回、内臓の位置の意味について

お話しましたがお読みになられ

ましたでしょうか?

まだの方はぜひご覧ください♪

さて、今回は前回にも話に出てきました

「横隔膜」について

詳しくお話します。

今回のお話は

消化器のお悩みの方、

肩こり、腰痛、冷え性、自律神経の乱れなど

でお悩みの方にもぜひ理解しておいて

いただきたい内容となっております。

横隔膜の位置は前回にも

お話しましたがおさらいしましょう

このような位置に内臓はあり

横隔膜が収縮弛緩をして肺が

膨らんだり縮んだりします。

では今度は下から

横隔膜の構造を見てみましょう

これが下から見た横隔膜です。

肋骨の内側についています。

正確には腰椎・肋骨・胸骨から始まり

腱中心と呼ばれるところで終わります。

また、画像に示してある

3つの◯は「裂孔」と言われ

それぞれ大動脈裂孔・食道裂孔・大静脈裂孔

と言います。

黄色い◯の部分は大動脈裂孔といい

「腹大動脈」と呼ばれる

直接心臓から出る太い血管と

「胸管」と呼ばれる最大のリンパ管が

通る穴になっています。

赤色の◯は「食道裂孔」といい

食道および迷走神経が通ります。

青色の○は「大静脈孔」といい

下大静脈および右横隔神経の枝が通ります。

このように横隔膜には非常に重要な

ものを通す場所でもあるんです。

しかし、前回お話ししたように

猫背姿勢やマスク生活により

呼吸が浅くなり横隔膜がどんどん

硬く可動域が狭まるとどうなるでしょうか?

食べ物を通す食道は通過障害が

起こるかもしれませんし

腹大動脈や下大静脈など太い動静脈の

循環の邪魔をしてしまうかもしれませんし

最大のリンパ艦である胸管の循環が阻害され

毒素の排泄が邪魔されるかもしれません。

さらに、迷走神経は各内臓を支配している

非常に大事な脳神経の一つであり

自律神経のうちのリラックスさせる

「副交感神経」も含まれるため

内臓の機能低下、自律神経失調症などの

原因にもなりかねません。

そう、「横隔膜」は

非常に大事な筋肉なんです。

じゃあどうしていけばいいのか?

一番簡単なケアとして

「深呼吸」です。

「おいおい、深呼吸かよ」

と思われるかもしれませんが

「深呼吸」は簡単でありながら

体にとってとても有益な行動です。

僕の施術でも深呼吸を利用した手技も

取り入れています。

僕がお勧めする深呼吸は

大の字に寝転んだ状態で

鼻から3秒かけて大きく吸い

7秒かけて口からゆっくりと吐きます。

たったこれだけですが

本当に最大限吸って

脱力しながら

最大限吐き切れているでしょうか?

横隔膜の動き、肋骨の動き、脊柱の動き

首周りの筋肉の動き、鎖骨の動き

色々な働きがあり深呼吸ができるわけですが

マスク生活や姿勢不良、運動不足などの

生活習慣の乱れでしっかりと

深呼吸をできている方は

案外少ないです。

これを機にご自身のお体と

向き合ってみてはいかがでしょうか。

僕でよければお力になりますよ!

いつでもご連絡お待ちしております♪

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