たかが「深呼吸」、されど「深呼吸」。深呼吸をするだけであらゆる不調が治るお話
前回、深呼吸についてお話しましたが
今回はさらに詳しく解説したいと思います。
前回の復習ですが
深呼吸をすることにより
横隔膜が動き
横隔膜の穴を通る動静脈や胸管、迷走神経の
働きを邪魔せず
いい意味で刺激を与えることができます。
今回は「呼吸」にフォーカスして
お話しします。
「呼吸」は1分間で何回しているか
ご存知ですか?
正解は12〜20回です。
1日にすると最大2万9000回も
しています。
呼吸は二酸化炭素を排出し
酸素を取り込む
ガス交換を行っています。
この呼吸が浅くなったり、
回数が減ったり、
質の良い酸素が取り込めないと
どうなるでしょうか?
細胞は脆くなり血液は汚れていくでしょうね。
そうなれば肌は弾力がなくなり、色はくすみ
いわゆる老化現象が進みます。
美容を意識して良い化粧コスメや
美容機器を使っていても
根本的なところがダメでは
元も子もありません。
さらに深呼吸は全身の筋肉の収縮弛緩にも
関係していて
息を大きく吸うと筋肉は力が入り
息を吐くと弛緩します。
なのでストレッチや筋トレの際には
呼吸はとても大事だということです。
ちなみに筋トレの際に息を吐くと
「力が抜けてダメじゃない?」と
思うかもしれませんが
全身に力が入っていては関節は良い
動きをできません。
なので息を吐いて余分な筋肉は弛緩させ
鍛えたい筋肉だけを収縮させることが
できるので効率の良いトレーニングと
怪我の予防ができるというわけです。
さらにさらに深呼吸をすることで
自律神経のスイッチが切り替えやすくなり
緊張、不安、怒りなどに
深呼吸をしてあげると
リラックスする副交感神経が
優位になりやすく
メンタルコントロールにも
効果があります。
思い返してみてください。
腹が立つとき息が荒くなりません?
疲れている時、ショックな時などに
「ハァ〜」とため息をつきませんか?」
これは脳が「ヒートアップしてるよ!落ち着いて!」
と反射的に落ち着かそうとしているから
呼吸が変わるんです。
人間の体って不思議ですね!
ぜひあなたも「深呼吸」を普段から
習慣として取り入れてみては
いかがでしょうか?
きっと気分が変わり視界が広がり
志も高くなることでしょう♪
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