【女性必見‼︎】貧血で毎日辛い思いをされているあなたに読んでほしい栄養と食事のお話

まずは前回の貧血のおさらいです。

「貧血」は女性に多い病気です。

日本女性の40%が貧血という統計があり

そのうちの65%が20〜40代の

「月経」がある世代です。

そう、女性は月経で血液を失うことが多く

さらに女性ホルモンの影響で血流量も左右されます。

貧血には大きく分けて4つ存在します。

「鉄欠乏性貧血」

「溶血性貧血」

「再生不良性貧血」

「悪性貧血」

その中でも日本人が多い貧血は

「鉄欠乏性貧血」です。

というのが前回のおさらいですが

今回はどうやって貧血を改善していくのか?

前回の記事と多少内容が重複しますが

大切なことなので最後までお付き合いください!

テレビや医師はよく

「鉄分」は取りましょう!

と言われていますが

闇雲に鉄だけをとっていてもダメなんです!

まずは貧血の仕組みからお話しします。

貧血とは血液中の「ヘモグロビン」が低下することで

酸素の運搬機能が低下し、十分な酸素・栄養が

全身に行き渡らずに疲れやすい・動悸・めまい・

立ちくらみ・頭痛・倦怠感・思考力低下などが起こる

現象です。

ヘモグロビンは「ヘム」と「グロビン」が

結合したものでヘムは鉄分で

グロビンはタンパク質です。

なので鉄欠乏性貧血の患者さんには

鉄剤を処方されることが多いです。

また、病院で鉄分の多い食事を心がけましょうと

言われ、ほうれん草やひじき、レバーなどを

意識して取られる方も多いかもしれませんね!

ですがここでおさえておいてほしいのが

鉄分にも吸収されやすい鉄分と吸収されにくい鉄分が

あるということです。

鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」に分けられ

ヘム鉄は吸収されやすく吸収率10〜20%

非ヘム鉄は吸収されにくく吸収率2〜5%と

それぞれ性質を持っています。

ヘム鉄を多く含む食材は鶏・牛・豚肉やレバー、

魚などが挙げられ

非ヘム鉄はほうれん草・ひじき・貝類などが

挙げられます。

また、成人では1日の鉄分摂取推奨量が

男性では10g、女性では18gです。

成人女性の18gを一つの食材で摂取しようとすると

鶏レバー200g、鶏もも肉857g、豚レバー138g、

豚ヒレ肉1,500g、卵1,000g、マグロ(赤身)1,636g

アサリ474g、ひじき(乾燥)31g、ごま188g、

ほうれん草900g、アーモンド486g

になります。

吸収率も考えるとやはりレバーが良いように

思いますが毎日食べるのは

なかなかむずかしそうですね。。。

そういう時には食事にプラスして

サプリメントで補ってあげましょう!

また、鉄分の吸収を助けてくれる

ビタミンCやタンパク質も一緒に

とってあげるとさらにいいですね!

当院では栄養やサプリメントのご相談も

受け付けておりますので

お気軽にご相談ください♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です