【精神不安定は姿勢の影響⁉︎】姿勢と自律神経の関係についてのお話
◯自律神経とは
自律神経とは筋肉を動かす神経とは異なり
『自分の意思ではコントロールできない神経』
です。
例えば
「息を止めてください」というと止めることは
できますが
「心臓を止めてください」といっても
自身で止めることはできません。
このように自分の意思なく自動的に動かしている
ものを支配している神経で
『交感神経』と『副交感神経』に分けられます。
交感神経は主に「スイッチオン」の時に働く神経で
副交感神経は「スイッチオフ」時に優位になります。
◯なぜ自律神経が乱れる?
自律神経が乱れる主な原因は「ストレス」です。
ストレスが日々掛かることで
脳内では常に興奮状態になり
ピークを過ぎると脳は疲弊し
無気力状態となります。
ストレスの他には「姿勢」が関与します。
(後ほど詳しくお話します)
◯自律神経が乱れると?
自律神経は本来、時と場合によって
どちらかが優位になりまた戻るように
バランスをとっていますが
自律神経が乱れるとどうなるのでしょうか?
主な症状として
不安感や緊張感
吐き気
多汗
全身のだるさ
頭痛
肩こり
手足のしびれ
動悸
不整脈
めまい
不眠など
さまざまな症状が見られる病気です。
自律神経の乱れ=自律神経失調症の症状は
多岐にわたりますが
症状が悪化すると
「うつ病」へ移行するケースもあります。
◯自律神経と姿勢の関係
姿勢が悪いと筋肉は常に緊張状態となります。
そうなると脳内では「活動状態」になり
交感神経が「オン」の状態に常になることで
知らず知らずのうちに自律神経が乱れます。
特に慢性的な「肩こり」「腰痛」の方は
日頃の悪い姿勢により交感神経が優位になり
筋肉は常に緊張状態になり
本来の柔軟な筋肉を失い
ソファでくつろいでいる時や寝ている時でさえ
実はスイッチオンの状態になり
血流は著しく低下します。
そうなるとさらに全身の血流低下に加え
脳への血流量も自ずと低下し
集中力の低下・記憶力の低下・イライラ
倦怠感など精神的な症状が出始め
肩こり・腰痛だけでなくうつや認知症のリスクを
あげます。
◯自律神経を整えるには
ここで私がお勧めする
自律神経を整える方法をお伝えします!
1、湯船にゆっくりつかる
2、深呼吸をこまめに行う
3、頭のてっぺんのツボ『百会』を優しく刺激する
4、好きな匂いのアロマや香水を嗅ぐ
5、好きな音楽を聴いてリラックスする
6、運動をする
7、生きがい、やりがいを見つける
8、嫌な人や物事には付き合わない
9、笑顔を作る(作り笑いも◯)
10、感謝を口にする
まだまだありますが
まずはストレスに感じることは避けること!
嫌なことがあればとことん避けましょう!
自分の人生なんだから嫌なことに
時間を費やす必要はないと私は思います。
ただ、そこに夢や目標があるのであれば
それは「有難い」ことです。
その壁を乗り越えた時に見える絶景は
素晴らしいことでしょう。
話が逸れてしまいましたが
まずは自分なりのストレス解消法を見つけましょう!
そして自律神経を乱れさせてしまう姿勢は
必ず改善しましょう!
きっと今までと違った景色が見れることと思います。
当院では骨格の調整のほかに
自律神経の調整も行っております。
お困りの方はお気軽にご連絡ください。
少しでもお力になれることと思います。