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自律神経とは

自律神経とは筋肉や関節のように自分の意思でコントロールできるものではなく自分の意思ではコントロールできない神経で、『スイッチオン』である交感神経『スイッチオフ』副交感神経からなり気分や上記の画像のような様々な生命活動を担っています。また、自律神経の最高中枢は脳の視床下部にありホルモンの分泌にも関与しています。

自律神経はバランスが重要

自律神経は天秤のように交感神経が優位な時は副交感神経は休憩をしていて、副交感神経が優位の時は交感神経が優位になります。
しかし、日常の中でストレスや体への負担が慢性的にかかった場合、交感神経が常に優位となり、いざリラックスする場面でも副交感神経に切り替わらず本来リラックスできる場面でも交感神経が優位なままで脳と体はスイッチオンの状態での生活を余儀なくされることとなります。
そして、そのような状態が続くことで脳は「しんどい状態ですよ、休んでください」とサインを出すためにめまいや耳鳴り・難聴・イライラ・火照り・末端の冷え・頭痛などの様々な症状を出します。これが『自律神経失調症』です。それでも改善されなかった場合に脳は限界を迎え「うつ病」になってしまいます。

そもそもなぜ
自律神経のバランスが崩れる?

自律神経が乱れる原因は様々ありますが特に自律神経を乱しやすい原因を3つご紹介します。

①精神面

自律神経は不安イライラプレッシャー周りに気を使いすぎるなどの精神的ストレスが主に交感神経が優位になる原因となります。さらに通常では睡眠時に脳内で情報の整理を行い、脳がクリアな状態で次の日を迎えることができますが不眠や睡眠障害では情報の整理ができずストレスはどんどん蓄積され自律神経を乱していきます。

②肉体面

猫背や巻き肩・反り腰やストレートネックなどのいわゆる「不良姿勢」ではバランスを取るために常に筋肉を緊張させます。筋肉が緊張すると脳は自ずと「スイッチオン」と認識して交感神経が優位になる原因となります。
また、姿勢が乱れるとバランスを維持するために歯の食いしばり首をロックします。すると噛む筋肉は脳から直接でる神経のためこれもまた交感神経を優位にする原因となっています。
さらに背中が丸まると胸椎の可動域が制限され、「交感神経幹」が興奮し、更なる交感神経への刺激にもなります。

③食事面

自律神経は消化器官も支配しています。特に消化吸収の際に胃や腸の運動を促進させるのは「副交感神経」です。
そのため常に交感神経が優位になっている人は消化不良を起こしたり、1日に何度も食事をしたり過食になり消化に時間をかけてしまえば自律神経のバランスを乱す原因となります。
また、糖質のとりすぎは血糖値の乱高下を誘発させることでも自律神経を乱す原因となります。
さらに腸内で別名「幸せホルモン」とも言われる神経伝達物質を作っており、腸内環境が乱れることでも自律神経を乱す原因となります。

自律神経が乱れたらどうなる?

自律神経が乱れると出てくる症状も様々ですがその中でも大きく4つに分けてご紹介します。

自律神経が関与する身体の不調は非常に多岐にわたります。自律神経の最高中枢は視床下部に存在し、視床下部にはホルモンの分泌にも関与していたり体温調整摂食行動性行動攻撃行動睡眠といった本能行動の中枢でもあるため自律神経の乱れから人格が変わったようになる可能性もあります。

自律神経を整えるには

1.身体の歪みを整える

身体が1つ歪むと他の場所はその歪みを補正するためにまた歪みを生みます。歪みが定着するとバランスを取るために筋肉は緊張し、神経も過緊張し、その情報が脳に伝えられ脳は「今は動く時だ!」と判断し交感神経が慢性的にたかぶります。
そのため身体の歪みを整えることで神経の過緊張は解放され、筋肉にもゆとりが生まれ自律神経が整い、正しい身体の使い方ができて疲労しにくく自律神経も乱れにくい身体を手に入れることができます。

2.睡眠の質を上げる

睡眠は自律神経を整えるためには欠かせません。
睡眠障害がある方はその原因が身体の歪みなのか、精神的不安なのか、食事の問題なのかをまず明確にし、そこを解決することが必要です。
また、睡眠環境も重要です。正しい寝具を選び、正しく使うことも重要です。

3.ストレスの原因を考えてみる

あなたのストレスの原因がなにかを改めて理解することも重要です。対人関係なのか?金銭なのか?身体の問題でストレスを感じているのか?それを理解するだけでも心にゆとりができるかもしれません。さらにその問題は対処できるのか?どうしたらストレスから遠ざかることができるのか?どうしてもストレスの源が避けられない場合はどのように心の在り方を置くべきなのか?考えてみることも良いかもしれません。
もちろん簡単に解決する問題ばかりでもないと思います。もしかしたら考えすぎて答えが出ずに辛くなることもあるかもしれません。そんな時は心を許せる人がいれば話を聞いてもらいましょう。話せない時は専門の方に相談してもいいと思います。あなただけが無理をして溜め込む必要はないと思います。少し自分に正直になってみてはいかがでしょうか?

4.深呼吸をする

深呼吸は自律神経を整えるきっかけになり得ます。
吸気では身体が緊張するため身体がだるい時や身体に力が入りにくい時に
呼気では身体が緩みやすいため緊張している時やリラックスしたい時に
寝転べる時は大の字で寝転んで目一杯深呼吸してみてください。

5.身体を温める

現代では交感神経が優位になる方が多いです。交感神経が優位になれば頭に血液が集中し腹部や手足の血管は収縮します。そのためお腹や手足を温め、血管の拡張を誘発させ副交感神経を優位にしやすい環境を心がけてみてください。

当院が行う自律神経の施術について

自律神経系の悩みを抱える方の原因は様々。そのため初回時に必ず問診・検査・説明を丁寧に行い、患者さんにも現状を理解していただいてから施術を提案いたします。

これまで多くの自律神経系の問題を抱える方を診てきて共通する点が頚椎の歪み胸椎の硬さアゴの食いしばり手足の硬さ首肩周りの筋緊張・腹部の緊張が見られます。こ
当院での施術はただ揉む、ただ音を鳴らすといった不安を感じるような施術は行っておりません。基本的に優しい刺激で行いその場で眠られる方も居られるくらい心地よい施術です。上記のような問題点を的確に施術していきます。

当院での基本的な施術は整体と鍼灸施術です。それぞれの良さがありおひとりおひとりの状態と意向に合わせて最善の施術をご提案いたします。当院での鍼灸施術では神経の興奮を下げるのに非常に効果的なパルス療法(電気通電)を用いることで自律神経系の調整に非常に相性が良いものとなっております。

さらに当院では美容鍼も自律神経系の不調の改善に効果的と考えております。美容鍼では脳から直接枝分かれした神経が支配する顔面の表情筋や噛む筋肉に刺激を与え、脳の興奮を鎮静させる作用もあり、表情が柔らかくなったり眠気を催したり明るい雰囲気に変わる方も多くおられ、過去にはうつ病の方も美容鍼で軽快したこともあるほどです。

最後に伝えたいこと

最後までご覧いただきありがとうございます。
自律神経の乱れは誰にでも起こりえる問題で肩こりや腰痛などの慢性痛からめまい・耳鳴り・難聴などの症状からうつ病まで様々な影響を与えます。実は私自身、高校生の時に自律神経が大きく乱れたことがあり、動悸や息切れ、手足や脇からの多量の発汗、ストレスの原因が近づくと発熱、めまいなどで苦しんだ経験があります。当時は自律神経なんて言葉も知らずただただ「自分は情けない」と自分を責めさらに悪循環に陥っていた頃がとても今では懐かしいです。ですが今現在その自律神経の乱れからくるお悩みを抱えておられる方は原因や対処法がわからず不安なことと思います。自分自身経験したからこそお悩みの寄り添えて、あなたの不調の改善にお力添えできることと心から思います。自律神経系の症状は期間があけばあくほど改善にも時間を有することが多いです。「ひとりでどうにかしないと」と背負い込むことはやめてください。
あなたの健やかな生活を取り戻すお手伝いをさせてください。

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当院について

院名ニコリ鍼灸整骨院
住所〒532-0005
大阪市淀川区三国本町1丁目5-36
ハイネスト新大阪1階3号

(マンション向かって右側の側道に入ってすぐの路面店です)
アクセス地下鉄御堂筋線新大阪駅4番出口から 徒歩10分
(ひなたの湯から徒歩30秒)
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